日時 平成22年5月16日(日) ※神幸祭は五年に一度
場所 若宮八幡宮(茨城県常陸太田市)とその周辺
交通 JR水郡線常陸太田駅より徒歩約20分
行列は鯨が丘という、周辺より高台になっている町の中心部を進みます。
正午から御旅所祭。神事の後、トラックに作られた舞台の上で巫女舞が始まります。中高生ぐらい?の巫女さん四人。
はじめは八乙女舞。「佐竹義仁公が約600年前、鶴岡八幡宮の御分霊を舞鶴城中にまつる時に、鶴子なる女性が一緒に来てお祭りを司った」
(ぎゅうちゃんのお祭り写真帖より)
由来から、鶴岡八幡宮で直々に習い受けたものだそうです。
確かに鈴を振るさまなど同じでした。続いて浦安の舞で、こちらは扇の舞でした。これらを総称して「鶴子舞」と呼んでいるようです。
12時半に終了してしばし休憩。商店では鯉のぼりが飾られ、店内で古い人形を飾ったりしていました。
午後1時過ぎに行列が再び出発します。稚児さんは数人に減っていました。
常陸太田駅前を通ってすぐの空き地で、午後2時からふたたび御旅所祭になります。
頭に花簪をつけた巫女さんが七人いました。そのうち舞を舞うのは四人。さきほどとは違う女の子でした。
祭りはまだまだ続きますが、暑くてバテ気味だったのと駅も近いということで、ここで失礼しました。
行事によっては八乙女舞と浦安の舞に加えて、豊栄の舞も奉納されるようです。
古い商家なども残っていて、また来てみたいと思いました。