焼津荒まつり

日時 平成22年8月13日(金) ※毎年8月12、13日
場所 焼津神社周辺(静岡県焼津市)
交通 JR東海道本線焼津駅より徒歩約15分


既に訪問から一年以上経って記憶があやふやですが(汗)何とか思い出して書いていきます。

焼津神社に着いたのは正午過ぎでした。露天などが出て賑わっているものの、神輿渡御は出たあとで行き先が分からない…
賑やかなほうを探してほどなく行列に行き会いました。

猿田彦、神輿、榊などおなじみの行列の中、特徴的なのは重要な役割を果たす御神子(いっちこ)と御供捧(おんくささげ)の二人。
紅の傘をさし、馬に乗って進みます。名前が書かれた大きな団扇が面白い。
御神子は幼い女の子で、頭に赤い独特な被り物をしています。御供捧は年上の女の子。例年白っぽいようですがこの年は紫の衣装でした。
暑い中、ずっと馬に揺られるのは大変そうですが全然つらそうな表情を見せないのがすごいと思いました。

「アンエットン」という神輿の掛け声も独特です。

焼津神社 神輿 神職 猿田彦
賽銭箱 御供捧 榊 御神子

細い道をたくさんの白装束の人々が進み、午後二時過ぎに南の御旅所に着きました。
御神子と御供捧、そして流鏑馬の男子は馬から肩車をされて移動します。
献饌などの後、子供巫女さん六人による豊栄の舞がありました。

御神子 流鏑馬 お祓い お祓い
豊栄の舞 豊栄の舞 豊栄の舞 豊栄の舞
豊栄の舞 豊栄の舞 御旅所 巫女

御旅所での神事が終わるとまた行列が動き出します。途中、獅子頭を担いだ人々が家々を訪れるなどします。
お祭り案内の本やホームページによると手古舞姿の少女たちもいるはずなのですが、この日は見かけませんでした。

獅子頭 御笛 神輿 御神子
御供捧 御供捧 御神子 人々

午後四時半ごろ、一行は北の御旅所に到着します。日本武尊の上陸地とされていて、周囲より一段高くなっています。
ここでは御供捧の女の子が神饌を捧げます。
その後、子供巫女六人による「浦安の舞」の奉納。人が多くてうまく撮れませんでした…

流鏑馬 説明板 掛魚 神幸所
御供捧 御供捧 浦安の舞 浦安の舞
浦安の舞 浦安の舞 浦安の舞 浦安の舞

祭りはまだまだ続きますが、私はここで失礼しました。
あくまで地元の人による地元の人のための祭礼で、これがお祭りの本当の姿なのかもしれません。
「東海一の荒祭り」という異名を持つものの、乱暴という意味ではなく純粋な気持ちで神様に奉仕するもの、だそうです。

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